突然ですが、韓国(朝鮮)と中央アジアの関係が非常に深いことはご存知ですか?
ここでは割愛しますが、歴史的な背景があり、かつて多くの朝鮮人がソビエト連邦に移り住み、その子孫がロシアやカザフスタン、ウズベキスタン等で今もなお暮らしているのです。
ワタシもウズベキスタンへ行った時には、首都の一番大きな市場でキムチを売ってるおばあちゃんや、韓国関連のお店をかなりたくさん見かけました。

ソウルにはそんな人たちが集まる小さな中央アジア街があるんです。
東大門・中央アジア街の様子

地下鉄2・4・5号線「東大門歴史文化公園」駅の5番出口を出ると、中央アジアが始まります。まず目の前で出迎えてくれるのはウリ銀行。

こんなキリル文字いっぱいのウリ銀行見たことない(笑)
駅を出て右側に進むとすぐ異世界が始まります。


キリル文字がたくさん。それを追いかける形で中国語がちょっと。
道行く人は、完全にロシア~中央アジアっぽい顔をしていたり、韓国人の顔をしていても話しているのは全然違う言語だったり。旅好きならテンションが上がってくるはずです。
でも治安悪いんでしょうか?こんなベル韓国で初めて見たんですけど。去年来たときはなかったぞ。

中央アジアの食料が欲しい時はここに来れば専門スーパーがいくつかあるので事足りると思います。ちなみに中東や東南アジア系の食料・香辛料が欲しい時は梨泰院へGO。
ウズベキスタン料理レストラン「サマルカンド」

ここのエリアを歩いていると「サマルカンドシティ(Samrkand City)」、「スターサマルカンド(Star Samarkand)」、「サマルカンドアフラシャブ(Samarkand Afrosiyob)」など、やたらとサマルカンドが付くレストランを見かけると思います。
見ていると、店どうしでスタッフも料理も行ったり来たりしており、またメニューもほぼ同じように見えることから、たぶん同じなのでは?と思っています。
私の行きつけはここ。

去年までは「カフェサマルカンド」って書いてあったんだけどな。チャイハネはだいたいカフェの意味だし、看板替えたんでしょうね(テキトー)。
メニューはスターサマルカンドの。


去年までは値段変わらなかったのに、久しぶりに来たら 1~3割値上がりしている…。今年に入って韓国は全体的に物価が一段階上がった感じなので、ここもその波に乗っているのでしょうね。
プロフ(チャーハン)と茄子サラダを注文
ウズベキスタンでほぼ毎日食べていたメニューを注文。店の照明が青いので、どれを撮っても美味しくなさそうなのは勘弁してください。

プロフ(10,900ウォン)
肉と野菜で硬めに炊いたお米。クミン風味。油たっぷり。スライスされたニンジンがたくさん入っているのが特徴で、味が染みていて美味しい。

茄子サラダ(5,500ウォン)
去年までは4,000ウォンだったのに(涙)。茄子、トマト、ネギ、ピーマンを甘酸っぱく和えたもの。ここのはちょい辛。悪くはないけど、ちょっと味変わったかも…?
ちなみにこちらが本場で食べたもの。店によって多少味は違うけれど、どこで何を食べても本当に美味しいのがウズベキスタン。


2017年当時はウズベキスタンの通貨が大暴落していて、レストランでは2.5USDでお腹いっぱいになりました。観光地のど真ん中のオシャレレストランで4USD払った時には「高っっっ!!!!!」って思ったものです。

旅好きなもんで熱くなりました。逸れてスミマセン
まとめ
ウズベキスタン料理は本当に美味しい。
店員は皆中央アジアの人。店内で流れているテレビはいつもソッチの番組で、自分が韓国にいることを忘れられます。
韓国より俄然中央アジアの方が好きなワタシは、たまに一人でふらりと来ます。慣れない人にとってはとっても入りにくい雰囲気かもしれません。でも全然問題ないですから。入りましょ。

店舗情報
【店名】サマルカンド(사마르칸트)
【住所】ソウル特別市中区光熙洞マルンネロ159-21(서울특별시 중구 광희동 마른내로 159-21)
【電話番号】02-2277-4267(韓国語可)
【営業時間】12:00~22:00
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