孤独のグルメの釜山編、見ましたか?五郎さんがナッコプセなるものをあんまりにも美味しそうに食べているんですよ。
そりゃもう気になりまして、美味しそうな店を調べて行ってきました。
(ナッコプセみたいなコクのあるスープが好きならここもおススメ↓)
ナッコプセ(낙곱새)の由来
낙 지:ナクチ=テナガダコ
곱 창:コプチャン=ホルモン
새 우:セウ=エビ
この三つの頭文字を取って「ナッコプセ」と呼びます。1960年代に釜山で労働者向けに出したのが始まりだと言われています。
仁川の「プサンチブ(부산집)」に行ってみた
ナッコプセを出す店はソウルにもあるのですが、仁川へ行く用事があったのでこっちに行ってきました。最近移転したようで、空港鉄道の雲西(ウンソ)駅からすぐの所にありました。


雲西駅一帯はとても新しいエリアで、このお店もきれいな建物に入っていました。
メニュー
ナッコプセ | 9,000ウォン(2人前~注文可) |
ナッサムセ (タコ・サムギョプサル・エビ) | 9,000ウォン(2人前~注文可) |
うどん追加 | 2,000ウォン |
〆のチャーハン | 2,000ウォン |
その他、豚足(チョッパル)などもあり。
ナッコプセ登場

ナッコプセ2人前、うどん追加で!
五郎さんにすぐ感化されるうちの主人は、ワタシの許可を得ず勝手にうどん追加。
出てきたのがこれ。

ここからぐつぐつ煮込むこと5分ぐらい。
< スープ >
ホルモンの旨味たっぷりの脂がスープに溶け出して、素晴らしいコクとまろやかさを形成している!
コチュジャンベースで見た目通り濃い味なので、タコやエビの出汁が出ているかどうかまでは全然わかりません。でも脂の旨味だけで十分です。
辛さはちょっとあり、食べ進めていくとビリビリ効いてくる感じです。辛いの全然ダメという人は注文時に「辛くしないでね♡」って言った方がよさそうです。
< うどん >
コシがなくてゆるゆる。五郎さん美味しそうに食べていたけど、あの店のうどんは美味しかったのかな…。
ここは大きなボウル一杯のご飯もセットでついてくるので、パンチャンと合わせてビビンバを作るのが定番の食べ方みたいですね。

韓国のりともやしのナムルとナッコプセスープを入れて混ぜる、混ぜる。

普通のビビンバはそんなに好きじゃないけど、この旨味たっぷりスープで作ったらそりゃ美味しいよね!
本当は残り汁でチャーハンも注文したかったのですが、二人とも途中でお腹がいっぱいになってきて。

すみませーん、ごま油ありますか?
あ、鍋に入れてください。
とおもむろにごま油を要求する主人。しかも鍋に?
あ、自分の残ったビビンバを鍋で炒め始めたぞ。

なるほど。これならチャーハンを頼まなくてもチャーハンを楽しめる!!
という訳で、別オーダーせず〆までいただくことができました。うん、やっぱりうどんより米の方が美味しい。
店舗情報
【店名】プサンチブ(부산집)
【住所】仁川広域市中区雲西洞3090-3(인천광역시 중구 운서동 3090-3)
※不動産屋の名前になっていますが、住所はここです。
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