ブログやインスタで時々釜山影島・海女村の「生ウニキンパ」を見かけませんか?
なかなか美味しそうだなーと思ってチェックしており、ついに夢叶って8月末に行ってきました。が……。
海女村(해녀촌)とは
海女さんたちが自分で獲った海産物を売っているところです。食堂も併設されていて、新鮮な海産物をその場でいただくことができます。
前は簡易パラソルの下でわらわらと露店のような形でやっていたようなのですが、2019年に建物ができて、今はとても近代的で清潔感のある場所になっています。

周囲の様子。



メニュー

外にも店内にも分かりやすいメニューが出てます。
日本語付きなのでだいたい問題ないですが、なぜかホヤとサザエが値段違いで二つありますね!
絶対違うだろと思って調べてみました。
まずはホヤ。
멍게/モンゲ
→これはよく見かける一般的なホヤ。韓国の生簀にたいていいる黄色~赤のムニュッとした物体。磯の香りが強く、好き嫌いが分かれる味。
돌멍게/トルモンゲ
→直訳すると石ホヤ。日本語名は「カラスボヤ」と言うそう。見た目は岩のように黒く、割ると黄色い中身が出てくる。食べたことのある人によると、クセがなく普通の貝みたいだとのこと。
続いてサザエ。
소라/ソラ
→日本名「ナンカイサザエ」。日本人が想像する一般的なサザエより小さく、日本では「姫サザエ」という別称があるそう。韓国全土でよく食べられている。
고동 (보말)/コドン(ボマル)
→クボガイ。済州島の名物。小さな巻貝で、昔食べるものがなかった時に食べていたのだとか。タニシのような味という噂。
ということらしいです。
ウニとキンパ・実食
注文したのはウニ10,000₩とキンパ5,000₩、計15,000₩。
(ウニは年中あるようです)

キンパはやや細めなのが二本ついてきます。
醤油は特に何も言わなくても出てきました。
いざ、実食。

え、
え、、
え、、、?

全然美味しくない
まずキンパ。
昨日のかな?って思うような米の乾き方。どの店のキンパも、多少の個性の差はあれどマズイものには出会ったことがありませんでした。
ここのはキンパだけで食べても「ちょっとマズイかも」レベル。具もなんかイマイチ。
主役のウニさんは。
ウニ特有の濃厚なお味が全く感じられません。海水でウニの旨味が溶け出してしまったかのような。とにかく海水の味が最初に来て、あとはちょっと水っぽさ。
マイナス×マイナス=プラスですが、残念ながらこのお二方を掛け合わせたところでベクトルは変わりませんでした…。
でも景色は良いのです。

結論
正直、日本人の皆さんがブログやインスタでこの味に感動している意味が全く分かりません。
ワタシは元々韓国の刺身系はニンニクとコチュジャンで食べる用なので、ただ歯ごたえだけで旨味なし。と感じている人で、このウニもその延長線上に思いました。

日本の寿司屋でウニ食べる方が断然美味しい。
回転寿司でもここより遥かに良い。
ただ、ラーメン(3,000₩)は大きくて柔らかそうなタコがドーーンと乗っていたので、それはもしかしたら美味しいかもしれません。
場所
【住所】부산광역시 영도구 동삼동 1052-3(釜山広域市影島区東三洞1052-3)
【営業時間】9:00~20:00
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